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TECHLOGICS

HYLOGICS分室。作業メモやガジェットのレビューなど、主に技術系のエントリを取り扱います。

【プロジェクター】UNIC UC50を買った

プロジェクター

最近プロジェクターを使ってあれこれ遊んでいるのですが、モバイルプロジェクターのUNIC UC50がお手頃な値段かつ色々と遊べそうな仕様だったので購入してみました。

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ちなみにこの最短投射距離35.5cmで14インチからというのが購入に至った最後の一押しです。いいね。

概要

スマホより小さくて軽いモバイルプロジェクター

UNIC UC50は小型かつ超軽量でバッテリーまで積んでいるという、いわゆるモバイルプロジェクターとされる機種のうちのひとつです。モバイルプロジェクターについては以前にも書きました。

本機の特徴は以下の通りです。

  • 800ルーメン DLPプロジェクター
  • 解像度:800 * 480(サポート解像度:1080P)
  • 消費電力:10W
  • バッテリー:1,500mAh
  • ワイヤレス接続:非対応
  • 付属品:ミニ三脚&リモコン
  • 特記事項:USB充電可能, MicroSDカードスロットあり

消費電力10Wということで、モバイルバッテリーに繋げながら使うことも出来そうです。

[2016/9/16 追記] 実際に必要な電力を計測してみました。

UC46/XPE460/GM60(A)/BL80Aなどと比較すると光量が少ないことになっていますが、DLPなので相対的に画質は良くなったとの話も聞いています。これについては実際に比較した結果を後半で記載します。

DLPの特徴として、「画像の信頼性・高精細性」「焼きつきや色あせがない」「深みのある濃厚な色彩」「非常に高いコントラスト比」などが挙げられ、スポーツやライブ・アトラクションなど動きの速い動画を高画質再生できる。

プロジェクタ - Wikipedia

また、本機は比較的短距離でフォーカスを合わせることが可能なため、小さい画面であれば照明下でも利用することが可能です。

なお、本機単体ではワイヤレス接続には対応していないためHDMIからの外部入力もしくはUSB/MicroSDカードからの再生となります。スマホタブレットからワイヤレスで接続したい場合はFire tv stickの他Chromecast、AnyCastやEZCastといったCast系のデバイスを併用すると良いでしょう。

Fire TV Stick

Fire TV Stick

インプレッション

開梱

内容物は以下の通りです。

  • 本体
  • マニュアル
  • リモコン
  • 充電用MicorUSBケーブル
  • AVケーブル
  • ミニ三脚と吸盤

寸法

小さい!軽い!

外形寸法は78 mm×71 mm×25 mm

数値だと判りづらいと思うのですが、二つ折りの財布より小さく手の平にすっぽり収まる小ささです。比較のために500円玉と並べて撮影してみました。

重量は126gでiPhone 6(128g)より軽いです。

正面

レンズのスライドカバーが電源スイッチになっており、スライドすると電源が入るようになっています。

カバーは一体式なので取り外し可能なレンズキャップと異なり紛失する心配がありません。電源と連動するのは手元に置くモバイル用途前提ならではの仕掛けですね。結構便利です。

背面

左から3.5mmオーディオジャック、AV端子、HDMIポートです。

左側面

左からフォーカス調整、充電用MicroUSBポート、DCコネクタです。

充電にはMicroUSBとDCコネクタの好きなほうを利用することが出来ます。

右側面

左から操作ボタン、USBポート、MicroSDカードスロットです。

この操作ボタンは実質的に画面選択くらいにしか使えません。細かい操作はリモコンを使いましょう。

SDカードは裏面を上にして挿入します。

リモコン

マニュアルに記載されていませんが、リモコンの電池は一般的なボタン電池CR2032です。

(手元に電池がなかったのでAppleTVのリモコンから拝借しました)

使用感

画面

UC50の解像度はWVGA(800*480)となっており、前回レビューしたBL80A(詳しくはこちら)と同じ解像度です。

さて、せっかくですのでBL80Aと本機で比較をしてみましょう。BL80Aと同じ性能であるXPE460/UC46/GM60なども大体同じ結果になると思います。

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(スクリーン持ってないので壁に映してます。画質の設定は調整せずにどちらもデフォルトの設定。)

上がUC50(DLP/800ルーメン)、下がBL80A(LCD/1200ルーメン)です。2つ並べて撮影するのはセッティングが難しくUC50はちょっとピントが合っていませんね。

写真だと実物より違いが引き立つので印象が変わってしまう(実物は写真ほどの違いはありません)のですが、概ねUC50のほうが鮮やかに映ってます。また、暗い色もUC50のほうが深い印象です。800ルーメンだからBL80Aより暗いんじゃないかというのは完全に杞憂でした。

また、最短投射距離が短いため、小さい画面であれば照明をつけた部屋で利用することも充分可能です。

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(画面が暗くなってしまいましたが、実物はもっとしっかり映ってます)

スピーカー

カタログによればスピーカーは1.0W *2とのことなので動作確認以上のことを期待するのは酷でしょう。音量はそこそこ出ますが、音質はお察しです。正直モノラルかと思ったほど。小型省電力なので仕方ないですね。

また、gearbestの商品ページによれば以下のように記載があります。

“Because of its mini size, the volume can turn to 100 percent if you charge it directly, but if you charge it with power bank, the volume will be the half. We recommend you to connect it with speaker to have better sound.”

ここは大人しく外部出力に頼った方が良いでしょう。今回は先日購入したSoundPEATS P3(詳しくはこちら)と組み合わせて使うことにしました。

総括

130g弱とカバンに入れても苦にならない軽量さ、邪魔にならないコンパクトさに加え画質も良く、条件付きではありますが照明下でも利用に耐える足回りの良さが魅力です。

ただし良いことばかりではなく、台形補正なし、軽量なので安定感がない、付属の三脚が微調整に向いてないなどのセッティングのしづらさ、また音質の悪さや本体の操作性に難があるといった欠点もあります。

とはいえ、本機はどっしり腰を据えてホームシアター用に使うといったものではなく、気軽に携行してカジュアルに使う用途にフォーカスしていますので、そういう用途であれば欠点もそこまで気にするようなものではなく、それらを補うだけの価値がある一品です。