TECHLOGICS

HYLOGICS分室。作業メモやガジェットのレビューなど、主に技術系のエントリを取り扱います。

【プロジェクター】Mileagea BL80Aを買った

ちょっとした所用で小型のプロジェクターが必要になったので先月中旬から色々物色していたのですが、面白そうな一品を見つけたのでノリと勢いで買ってしまいました。

概要

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本機をざっくり説明すると「OEMのXPE460にAndroid 4.4を載せました*1」になります。

GM60/UC46/XPE460をご存知の方にはその一言で説明が終わってしまうのですが、折角なので詳しく紹介していきたいと思います。本機の一番の特徴であるAndroidの使い勝手については本エントリの最後で述べます。

以下はAmazonの販売ページより抜粋しました。

  • 1200ルーメン LEDプロジェクター
  • Wi-Fi機能あり
  • Android4.4 OS搭載
  • 解像度 800*480
  • 日本語説明書あり
  • Miracast/AV/VGA/USB/SD/HDMI/TV対応
  • ランプ寿命20000時間
  • 多国言語対応

Miracastに対応とありますが、これはAndroid上のKODI(最初からインストールされてます)を使います。ちなみにKODIがAirPlayに対応していないため、AirPlay非対応です。*2

  • 最短投射距離 1.2m先から37インチ
  • 最大投射距離 3.8m先から130インチ

光量がそこまで強くないので現実的には70〜90インチくらいが上限になるかと思います。ただ、私の場合は部屋が横幅2.7m程度しかないので、その距離で80インチ程度の画面が投影出来るのは結構ありがたかったです。

インプレッション

開梱

内容物は以下の通りです。

  • 本体
  • レンズカバー*3
  • マニュアル(英語)
  • マニュアル(日本語)
  • 電源ケーブル
  • AVケーブル
  • リモコン
  • 角度調整用の金具

ちなみに電源ケーブルは一般的なメガネケーブルでした。

寸法

外形寸法は200mm×152mm×72mm

重量は大体1kgくらいかな〜と思っていたのですが、ぎりぎり1kgを切れない程度でした。惜しい。 (レンズカバーを外して計量してます)

上面

並んでいるボタンは左側が選択/音量設定用のボタンと確定ボタン、右側は上から「信号源の選択」「設定メニューの表示」「電源ON/OFF」です。

OKボタンがあるおかげで基本的な操作(Androidの操作以外)はリモコンがなくても完結します。実際一度もリモコン使っていません。

背面

左からSDカードスロット、HDMIポート、赤外線ポート(リモコン用)、3.5mm オーディオジャック、AVポートとなっています。下部にあるのは台形補正(キーストーン)用のギアとTVチューナー端子です。

なお、台形補正は縦のみ±15度まで。TVチューナー端子はアナログ用なので使えないみたいですね。

右側面

左からUSBポート、VGA入力、下にあるのは電源入力です。

USBポートはUSBメモリー、ハードディスク、マウスやキーボードなどに使うことが可能です。電源の供給にも使えるかもしれませんが、あまり大きな電流を長すと故障の原因になりそうなので無理はしない方が良いでしょう。

底面

高さ調節用の金具を取り付ける穴以外にもう一つ穴が空いています。

実はこれ、三脚用なんですね。1kg強と軽量なため三脚に乗せて使用することが可能なのです。

この機種に限らず安物のプロジェクタはスクリーンの正面に設置する必要があり、高さを稼ぐ必要があるので三脚で微調整出来るのは結構ありがたいです。

試しにマンフロットのポケット三脚に乗せてみましたが特に問題ありませんでした。

Manfrotto ミニ三脚 POCKET S ブラック MP1-BK

Manfrotto ミニ三脚 POCKET S ブラック MP1-BK

使用感

画面

購入前はWVGA(800*480)ということで恐々としていたのですが、意外と悪くないです。下の写真を見てもわかる通り解像度が低い割には動画や設定メニュー等で文字潰れはありませんでした。

光量が低いので照明下で使うのは無謀ですが、日中でもカーテン閉めて照明さえ消せばこれくらいは映ります。

(スクリーン持ってないので壁に映してます)

液晶モニタと比べてしまうと暗くて発色が悪いのは否めないのですが、それでも大きなサイズで投影されるのは魅力的ですよね。

スピーカー

えてしてプロジェクターのスピーカーは動作確認用のおまけだと言われます。基本的には外部のスピーカーやアンプに繋げて使うのでそれで問題ないのです。この機種のスピーカーも可もなく不可もなくといった感じで、主観で言うと2,000円〜3,000円くらいのPCスピーカーのような音が出ます。

ただ、それなりに音量を上げても音が割れずにしっかり出るので、音質に拘らないシーンであれば外部スピーカーなしでも大丈夫かもしれません。

Android Boxとして

Android 4.4を搭載し、またWiFiBluetoothにも対応しているので手軽に扱えるのが本機の一番の魅力です。スピーカーやマウス、キーボードはBluetoothで接続できますし、内部ストレージやネットワーク経由で動画を再生することも可能です。古いスマホが内蔵されているようなものですね。

ただ、Androidが4.4と古く対応しているアプリが少ない点は問題になるかもしれません。

なので、基本的には最初から搭載しているKODIを使ってNASの動画を再生したりyoutube(アプリは対応してないですがKODIのアドオンで再生可能です)を再生したりといった使い方になるのではないでしょうか。

(YouTubeアドオンにて【初音ミク】39みゅーじっく!【オリジナルMV】 - YouTube )

総括

小くて軽いし、外装もピアノブラックで質感も悪くない。画面も意外と映るしスピーカーもそれなりに鳴ります。ポート類も少し物足りないものの、比較的コンパクトにまとまっているのではないでしょうか。

これが1万円ちょっとで買えてしまうことには感心してしまいました。

惜しむらくはAndroidのバージョンが古いことですが、手持ちのスマホがMiracastに対応しているならそもそもCastすれば済む話だったりします。

Miracast未対応のスマホの場合はHDMIで繋いで使ったほうが良いかもしれません。その場合はAndroidを搭載していない代わりに少し廉価なXPE460やUC46、GM60という選択肢もあると思います。

*1:GM60に対するGM60Aみたいなものでしょうか

*2:ミラーリング出来ないだけで音声だけ飛ばしてスピーカー代わりにすることは一応可能なんですが、そういう用途が必要な状況はちょっと思いつかない

*3:本体に装着された状態で梱包されてます