TECHLOGICS

HYLOGICS分室。作業メモやガジェットのレビューなど、主に技術系のエントリを取り扱います。

【プロジェクター】安価なプロジェクターいくつかの個人的な雑感や使用感のまとめ

過去3回に渡ってプロジェクターを弄ってきたので、一旦まとめたいと思います。

今市場に出ているホームユース向けのプロジェクターは乱暴に分けて

  • 5,000 円 〜 40,000 円
  • 60,000 円 〜 150,000 円
  • 150,000 円以上

といったグレードがあり、ここで扱ったのは一番下位のグレードです。

また、このグレードもさらに以下のように分けられると思います。

  1. 5,000 円程度の低解像機
  2. 10,000 円 〜 15,000 円程度のSD機
  3. 20,000 円 〜 25,000 円程度のハーフHD機
  4. 20,000 円 〜 40,000 円程度の超軽量機

それぞれ詳しく見ていきましょう。

5,000 円程度の低解像機

640 * 480, 480 * 320などの超低解像機です。

いまどきガラケーでももっと解像度高いぞっていう。お金を無駄にしたくなければこのランクには手を出すべきではないと思います。

10,000 円 〜 15,000 円程度のSD機

解像度は大体 800 * 480, 854 * 480 などでしょうか。

XPE460, UC46, GM60などの製品がこのランクになります。一番ボリュームが厚い層ですね。1kg程度の軽量ボディの割に大きなスクリーンに投影することが可能です。字幕が潰れたりすることもなくインターフェースも豊富でコンパクトにまとまっており、案外悪くない印象でした。

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20,000 円 〜 25,000 円程度のハーフHD機

解像度は1280 * 800, 1280 * 768 など。

XPE650, CL720(D)などの製品がこのランクにあたります。何気にamazon.co.jpなどで購入可能な製品が少なくレビュー等もほとんど見かけません。米本家のamazon.comなどだともっと色々な製品を見かけるのですが、日本への輸入不可だったりするので入手が難しいです。

大きくて重いのですがその分光量と解像度に優れ、画質は前述のSD機やこのあと解説するモバイル機の比ではありません。プロジェクターを持ち歩かず家の中で落ち着いて観るというのであれば、この三種類の中ではこれ以外の選択肢はないと思います。

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20,000 円 〜 40,000 円程度の超軽量機

HDP200に代表されるモバイルプロジェクターの世界。DLPを採用し小型で超軽量、、、って話は以前書きましたね。他のランクと比較するとスペックの割にはちょっと良いお値段になりますが、UNIC UC50だけは異様に安いです。

DLPを採用しているおかげで上述のSD機より画質は良いですが、モバイル前提のためセットアップには若干の難があります。ピント合わせとか、あと角度とか。軽過ぎてセッティング中に本体が動いてしまうという問題も。

焦点距離が短く照明灯下で使えるのも個人的には魅力でした。

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雑感

思えば10年ほど前、かつてホームシアターに憧れていた頃のプロジェクターは下位クラスでも15万円からといった世界で、おまけに下位クラスを買ったところで暗くて使い物にはならなかったような気がします。

今回改めて色々調べて1万円札1枚でプロジェクターが買えてしまうことに驚きましたが、実際に購入するまでこのグレードの製品に手を出すのは正直怖かったです。

だって4Kだの8Kだの言ってる時代にネイティブ解像度が800*480(一応入力は1080Pだけど)だったりするし、名前やブランドが違うだけでまったく同じ商品が並んでいたりするし、Amazonは商品提供レビューばかりだしでマジ無法地帯だし。何を信じたらいいのか判らない状態でした。

でもハズレを掴んだところで大した値段じゃないので、ここは金を捨てるつもりで1台買ってみよう、どうせならAndroid搭載とか面白いかなと開き直って購入したのがMileagea BL80Aでした。

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これがSD機の割に案外よく映るし質感も悪くないしでこれはいけるんじゃないかと思ったんですよね。もうこれでいいかなとも思っていたんですが、壁一面の大きなスクリーンでマジカルミライのライブ映像を流していたら解像度の低さが気になってきて。もっと綺麗な映像が映したくなりました。

そして手を出したのがCL720です。

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BL80Aで気になっていた画面の暗さと解像度の低さが一気に解決しました。ただ、CL720は100インチ投影するのに3.15 m必要ということで、壁一面に映すには部屋の間取り的に投射距離が足りないという別の問題を呼ぶことになるのですが。。。

また、CL720は大きく重いため元々の目的であった携行プロジェクターとしてUC50を買い増ししました。スマホより小さいプロジェクターというのはちょっとした感動があります。投射距離が短いので机の上に置いて簡易なモニタ代わりに使うことも出来ますし、いろいろと遊べそうな感じです。今は机の上でミクさんに踊ってもらっています。

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結果的に3台ものプロジェクターを購入することになりましたが、こうして比べてみるとそれぞれ異なった個性があり、単純に上位互換というわけではなく向き不向きがあるのが面白いです。

最後に

実は、ここでは取り上げなかったものの、もう一台手元にプロジェクターがあったりします。なので、4台のプロジェクターが手元にあるのです。ただ、これは今回挙げたプロジェクターとはちょっと性質が違うものなので今回は割愛とさせていただきました。また別枠で取り上げたいと思っています。

それではこの辺で。