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TECHLOGICS

HYLOGICS分室。作業メモやガジェットのレビューなど、主に技術系のエントリを取り扱います。

【CPU】Intel Pentium G4560のCPUクーラーはリテールで十分だという話

PCパーツ

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先日までサブ機のPCケースをどうしようか悩んでいましたが、結局CoolerMasterのElite 361を購入することに。一通り組み終わったところでちょっと動作音が気になったのでPentium G4560に取り付けるCPUクーラーをどうするべきか考えていました。

CoolerMaster Elite 361は横幅が150mmしかないため自然とCPUクーラーの高さも限られてきます。具体的に言うと122㎜まで。高さ160mmの虎徹が入らないのは当然ですが、残念ながら高さ130mmの白虎も入りません。

たまにはロープロ対応のトップフロー型CPUファンでも使ってみたい、ということもあって候補に考えていたのが以下の4つの製品でした。

Thermaltake Engine 27

全高 27 mm
ファンサイズ 60 x 60 mm
ファン回転数 1,500 ~ 2,500 rpm(PWM対応)
風量 ~ 9.2 CFM
ノイズ 13 ~ 25 dBA
備考 デザイン良し
高負荷時に高音ノイズが鳴るとの噂あり
新型のEngine 37がお披露目済み

RAIJINTEK ZELOS

全高 44 mm
ファンサイズ 90 x 90 x 15 mm
ファン回転数 800 ~ 1,400 RPM(PWM対応)
風量 41 CFM
ノイズ ~ 20 dBA
備考 赤いファンが目を引くので好みを選ぶ
ファンは汎用品と交換可能
安い

サイズ 侍ZZ

サイズ 【HASWELL対応】 侍ZZ Rev.B SAMURAI ZZ 小型トップフロー CPUクーラー SCSMZ-2100

サイズ 【HASWELL対応】 侍ZZ Rev.B SAMURAI ZZ 小型トップフロー CPUクーラー SCSMZ-2100

全高 94 mm
ファンサイズ 92 x 92 x 25 mm
ファン回転数 300 ~ 2,500 RPM(PWM対応)
風量 6.7 ~ 55.55 CFM
ノイズ 7.2 ~ 31.07 dBA
備考 ヒートシンクが大きくロープロケースでは干渉しそうだが、その分よく冷えることが期待される
ファンは汎用品と交換可能。厚みが25mmのため風量も多い
安い

CRYORIG C7

全高 47 mm
ファンサイズ 92 x 92 x 15 mm
ファン回転数 600 ~ 2,500 RPM(PWM対応)
風量 ~40.5 CFM
ノイズ ~30 dBA
備考 デザイン良し
似たスペックのRAIJINTEK ZELOSと比較するとファンの回転数に余裕がある

Engine 27は新型が出るので時期的にAM4に対応するのか様子見したいし、ZELOSは赤いファンが気に入らない、CRYORIG C7はZELOSの倍の値段するし……と、消去法で最終的にファンが大きく冷却性能に余裕のある侍ZZでも買おうかなと思ったところで、『そもそもCPUクーラー買い替える必要はあるのだろうか』というささやかな疑問が湧いてきたのでちょっとリテールクーラーで実験してみることにしました。

まず、リテールのCPUクーラーのスペックについて確認してみましょう。

ファンの回転数は概ね900~3000rpm程度、PWM制御ですがファンの最小回転数は900~1000rpm程度となり完全に停止させることは出来ないようです。ファンをフル回転させると流石にうるさいですが、最小回転数で回している分には殆ど音は気になりません。

上記を踏まえてリテールクーラーを使ってストレステストを実施してみます。

環境

CPU Intel Pentium G4560
レビュー記事
M/B ASRock B250M Pro4
レビュー記事
PCケース CoolerMaster Elite 361
近日レビュー予定
室温 22度

ファンの回転制御有効(サイレント設定)

サブ機に採用しているマザーボードASRock B250M Pro4はファンの回転数がUEFIで設定出来るので普段は便利なのですが、その反面何故かWindows上からファンの制御が出来ません。今回のようなベンチマークをする際はちょっと面倒ですね。

ASRock Intel B250チップセット搭載 Micro ATXマザーボード B250M Pro4

ASRock Intel B250チップセット搭載 Micro ATXマザーボード B250M Pro4

まずはデフォルトのプリセットからSilentを選択。

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60度以下では30%固定ですが、60度から75度まで30%~60%と回転数を徐々に上昇する設定です。

OCCTを30分回したところ

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ファン制御が有効になっているため60~61度で頭打ちになります。60度を越えたタイミングで回転数が増えているはずですが、いつ回転数が増えたのか動作音からは判断出来ませんでした。

ファンの回転制御無効(カスタム設定)

上記の設定だとどれくらいまで温度が上がるか判らないので試しにファンの回転制御を無効にしてみました。

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完全に無効にすることが出来なかったため、80度で回転数が上昇する設定に。80度まで温度が上がらなければ回転数は一定です。

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回転数が一定のため67度まで上昇しましたが、設定上限の80度までは達しませんでした。これでも全然問題ない気がします。

リテールクーラーだとファンレスは無理

試しにファンの電源を抜いて完全に止めてみたところ、アイドル時で60~65度、ストレステスト時にはハングアップしてしまいました。

まあ、そうなるな。

結論

結論としては、Pentium G4560程度であればリテールのCPUクーラーでも余裕すぎるほどの冷却能力があり、ファンはほぼ最小回転数で十分冷却可能でした。

また、最小回転数であればほとんど音も発生しないので騒音対策も必要ありません。

以上から、別途CPUクーラーを用意せずともリテールのCPUクーラーで問題なさそうだと判断出来ます。

ということで冒頭の話に戻りますが、気になっていた動作音は実はCPUクーラーではなく電源のファンのようでした。騒音対策であれば電源を静音にしたほうが満足度は上がりそうですね。

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