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TECHLOGICS

HYLOGICS分室。作業メモやガジェットのレビューなど、主に技術系のエントリを取り扱います。

【プロジェクター】RAGU E05 / Formula-X E05 / Exquizon E05 / Blupow DLP プロジェクター / Docooler ミニ DLPプロジェクター E05 / Koolertron 小型プロジェクター / LESHP 小型DLPプロジェクター について

ガジェット

以前がっつりレビューしたノーブランドのE05と同じ製品だと思われるので気になっている方は以下のレビューをご覧頂ければと思います。

tech.hylogics.com

tech.hylogics.com

個人的にはとても良いものだと思います。

で、本エントリのタイトルに挙げた以下の製品群については中身が一緒のはずなのでどれにするか悩んだら気に入ったデザインで買えば良いのではないでしょうか。しかしこうやって並べてみると相変わらず中華製プロジェクターは節操ないな……。

ちなみに2/21現在、Exquizonから出ているものが¥20,450と一番安いみたいですね。

【Linux】kernel 4.10のリリースでIntel GVT-g for KVM(KVMGT)がサポートされたという話

Linux

2月19日、kernel 4.10がリリースされました。

The Linux Kernel Archives

個人的に最も目を引いたのはKVMGTのサポートが追加になった点です。複数の仮想マシンから物理GPUの共有利用が可能になるKVMGTはかなり前から気になっていたものの、情報が少なくて手を出せずにいました。これからは気軽に試せるようになってくるのかな?と期待しております。

第四世代 Coreプロセッサ(Haswell)以降のiGPUが対象になるとのこと。

しかししばらくはまだ使い物にならないんじゃないかとの声もありますし、QEMUも含めて今後の動向が気になるところですね。

Linux 4.10 - Linux Kernel Newbies

【PCケース】2017年2月現在のスリムケース事情

ガジェット

前置き

元々自作PCで拡張性を犠牲にしがちなスリムケースをあえて選ぶという行為自体に中途半端な印象がありましたが、近年Mini-ITXの台頭により市場からスリムケースが押しやられつつあり、またRaspberry PiやMini-STXのDeskmini110が流行した結果として最近ではそもそもMicroATX以前にMiniITXでさえ大きいのではないかという風潮がある気がしています(個人的な感想です)

自作以外でもタブレットPCの基盤を流用したミニPCが増えていることもありますし、スリムPCはますます元気がない印象です。

そんな逆風の中ですが、ニッチとは言え需要があるのもまた事実。タブレットやミニPCには拡張性がほとんどありませんから、録画PCやファイルサーバなどでスリムケースを使いたい局面もあるかと思います。

今あえてスリムケースを選ぶとしたらどういう選定になるのでしょうか?

ATX

CoolerMaster Elite 361

メーカー CoolerMaster
製品名 Elite 361(型番:RC-361-KKN1-JP)
URL Cooler Master: Elite 361
寸法 幅 150mm x 高さ 368mm x 奥行き 464mm = 25.61L
ドライブベイ 3.5インチシャドウベイ:4個 5.25インチベイ:1個
拡張スロット フルハイト 7本
電源 付属電源なし。ATX電源

厳密に言えばスリムケースではない(フルハイトの拡張スロットが乗ります)ような気もしますが、ATXでこの小ささは魅力的。

今回はこれを基準にして、一辺が150mm以下のケースを考えていきたいと思います。

MicroATX

KEIAN KT-MB103

KEIAN PCケース 300W電源搭載 Micro ATX / ITXケース ブラック KT-MB103

KEIAN PCケース 300W電源搭載 Micro ATX / ITXケース ブラック KT-MB103

メーカー KEIAN
製品名 KT-MB103
URL KT-MB103 | 恵安株式会社
寸法 幅 103mm x 高さ 308mm x 奥行き 380mm = 12.06L
ドライブベイ 2.5インチベイ:2個 3.5インチベイ:1個 5.25インチベイ:1個
拡張スロット ロープロファイル 4本
電源 付属電源あり(300W)。SFX電源

品質を犠牲にしてでも安さを取りに行く印象のある恵安です。

本製品も例に漏れず電源付きで5000円を割る安さが魅力なのですが、恵安の電源の品質はお察しなので電源は交換することを前提に考えたほうが良いかもしれません。

それでもこの小ささ(何気に今回のラインナップで最も容積が小さい)でSFX電源というのが非常にありがたいので検討する余地は十分にあると思います。

Antec VSK2000-U3

メーカー Antec
製品名 Antec Value Solution Series VSK2000-U3
URL VSK2000-U3 | コンピュータ関連製品の代理店事業 l 株式会社リンクスインターナショナル
VSK2000-U3 - antec.com
寸法 幅 102mm x 高さ 338mm x 奥行き 356mm = 12.27L *1
ドライブベイ 2.5インチベイ:1個 3.5インチベイ:1個 5.25インチベイ:1個
拡張スロット ロープロファイル 4本
電源 付属電源なし。TFX電源

個人的に一番気になってるスリムケースなのですが、別途TFX電源を用意しないといけないのが辛いところです。TFX電源は殆ど選択肢がないので……。

IN WIN IW-CE685/300P

メーカー IN WIN
製品名 IW-CE685/300P
URL PCケース INWIN(インウィン) IW-CE685/300P CFD販売株式会社
寸法 幅 96mm x 高さ 334mm x 奥行き 404mm = 12.95L
ドライブベイ 2.5インチベイ:2個 3.5インチベイ:2個*2 5.25インチベイ:1個
拡張スロット ロープロファイル 4本
電源 付属電源あり(300W)。TFX電源

前述のVSK2000-U3とスペックはほぼ一緒だが3.5インチのオープンベイがあり、また80PLUS PLATINUM認定の電源を搭載している。この電源ユニット自体もAmazonで10000円程度で流通しているため、予算と好みで選択すると良いと思います。ただ、同じ電源を使うのなら価格と拡張性から考えてVSK2000-U3には厳しい戦いになりそうです。

また、電源ユニットの異なるIW-CE685/300Hという製品もあるようです。

他にもIN WINのスリムケースは幾つかあるのだけれど、いずれも製造が古くUSB3.0に対応していない(パーツの交換で3.0に対応出来るがそのパーツも流通してない)ため割愛します。

番外編

SilverStone Milo SST-ML03B

Silver Stone PCケース microATX スリムタイプ SST-ML03B

Silver Stone PCケース microATX スリムタイプ SST-ML03B

メーカー SilverStone
製品名 Milo SST-ML03B
URL Milo SST-ML03B - SilverStone - マスタードシード株式会社
寸法 幅 440mm x 高さ 105mm x 奥行き 340mm = 15.71L
ドライブベイ 2.5インチベイ:1個 3.5インチベイ:2個 5.25インチベイ:1個
拡張スロット ロープロファイル 4本、フルハイト 1本
電源 付属電源なし。ATX電源

スリムケースというより一時期流行ったHTPCケースですね。縦置き出来ない=必然的に横置きになるため用途を選びます。ただ、このサイズでATX電源が載って3.5インチベイが2つあるというのが嬉しいです。

SilverStone Milo SST-ML04B

SilverStone MIRO PCケース HTPC MicroATX SST-ML04B

SilverStone MIRO PCケース HTPC MicroATX SST-ML04B

メーカー SilverStone
製品名 Milo SST-ML04B
URL Milo SST-ML04B - SilverStone - マスタードシード株式会社
寸法 幅 440mm x 高さ 105mm x 奥行き 350mm = 16.17L
ドライブベイ 2.5インチベイ:1個 3.5インチベイ:2個 5.25インチベイ:1個
拡張スロット ロープロファイル 4本、フルハイト 1本
電源 付属電源なし。ATX電源

上記 SST-ML03Bのマイナーチェンジ版。フロントベイがロック付きのドアになっていて、すっきりした印象。

SilverStone Milo SST-ML08B-H

SilverStone Milo CASE Mini-ITX 縦横対応 ハンドル付 黒 SST-ML08B-H

SilverStone Milo CASE Mini-ITX 縦横対応 ハンドル付 黒 SST-ML08B-H

メーカー SilverStone
製品名 Milo SST-ML08B-H
URL SilverStone Technology Co., Ltd.製品紹介:ML08
寸法 幅 380mm x 高さ 87mm x 奥行き 370mm = 12.23L
ドライブベイ スリム光学ドライブ 1個 2.5インチベイ:2個もしくは3.5インチベイ:1個*3
拡張スロット フルハイト 2本 ((拡張13" (330mm)グラフィックスカード装着可能,幅の制限-4.78" (121mm)))
電源 付属電源なし。SFX/SFX-L電源

今回例外的にMini-ITXのケースです。なんとこのケース、Mini-ITXの癖にフルハイトのカードが乗るんですね。それでいて厚みが8.7mmしかないんです。頭がおかしい(誉め言葉)

終わりに

ということで、今回はサブ機の組み換えに合わせてコンパクトなPCケースを再検討しているついでにこんな記事を書いてしまいました。調べてみたら本当に選択肢がほとんどなくて愕然としています。古いケースならまだしも、新しめの製品は本当にほぼMiniITX一色で、MicroATXが乗るものは全然ないですね。

MiniITXのケースは曲者で、拡張スロットが全然ない代わりに小さい(IN WIN CHOPINなど)か、拡張スロットがあるけどそれなりのサイズ(主にキューブ型、Thermaltake Core V1など)になるかの二択の印象です。つまり、ゲームはしないが拡張スロットは使いたいというニーズに対して応えてくれる製品がほとんどない。まぁ、そもそもMiniITXのマザーボード自体拡張スロットが1本とかですから仕方ないんですが。

今回、SST-ML08B-Hがとても刺さりました。持ち運び可能なゲーミングPCでLAN PARTYという話は国内でも10年前には伝え聞いていた気がしますが、それを極めるとこうなるのか、という感想です。フルハイトの拡張カードが刺さりつつもコンパクトな作りはとても魅力的なんですが、流石にメイン機のM/Bまで入れ替える気にはなれないので今回は見送りです。そもそもコンセプトが異なりますね。

個人的にAntec VSK2000-U3かIN WIN IW-CE685/300Pが気になっていたのですが、3.5インチHDDを2基積みたいことと個人的にTFX電源が信頼出来ないこともあってSST-ML03B/04Bにしてしまおうか悩んでいます。ただ、やっぱり縦置き出来ないのと幅が非常に大きいのが辛いところですね。幅440mmというのはミドルタワーの高さに匹敵するのでかなり置き場所を選びます。

そう考えるとKEIAN KT-MB103にSST-ST30SF V2とNV-SR303B辺りを積むという構成もありかもしれない。ちょっと判断が難しいところですね。

SilverStone SFX電源 300W 80PLUS BRONZE認証 SST-ST30SF V2【国内正規代理店品】

SilverStone SFX電源 300W 80PLUS BRONZE認証 SST-ST30SF V2【国内正規代理店品】

*1:代理店とメーカーで記載が異なるためメーカーのサイトから値を引用してます

*2:1個はオープンベイ、92mmまで

*3:装着された拡張カードに依存して1台の3.5"または2.5" 追加用スペース

【CPU】ローエンドの割にコスパの高さが光るIntel Pentium G4560を購入

ガジェット

予備機の入れ替えにPentium G4560を購入。割と衝動買いでした。

きっかけは幾つかあったのですが、決め手になったのは以下の3点

  • VT-dに対応
  • 久しぶりにHT対応したPentium、2コア4スレッドが利用可能に
  • 7000円程度の安値ながらCore i3-6100に迫るパフォーマンス

一昨年にCeleron G1840+H97の組み合わせを購入しました。思ったより非力だったためエンコードをやらせてもいまいち、VT-d非対応だったためVDIの検証機にも使えず、どうにも使い勝手が悪くて1年半ほど死蔵していたんです。最近またちょいちょい弄っていますがやっぱり物足りないです。

そんな折にKaby LakeのG3930Tの発表を聞き調べてみたところ、今どきはCeleronでもVT-dに対応していることを知りました。

ぶっちゃけ、Broadwellの頃には既にVT-d対応していたみたい。Haswellで思考が止まってたんだね。

そこから更に情報を収集したところ、「Kaby LakeのPentiumは4スレッド使えるらしい」「G4560の性能はほぼi3-6100に近い」という情報を得て購入することを決定しました。

Kaby LakeのPentium/CeleronのPassmarkによるベンチ結果は以下の通り。

f:id:kirine:20170217053737p:plain

FX4350/Core i3-6100とG4400~G4520(Skylakeファミリー版Pentium)は参考として記載しています。なぜ私がFX4350/Core i3-6100に拘っているのかというと、Oculus Riftの現在のCPUの要件がFX4350/Core i3-6100以上だからです。

グラフを見て分かる通り、G3930/G3950や前世代のPentiumと比べてG4560~G4620は性能の伸びが著しいです。これはHTに対応して2スレッドから4スレッドに増えたことが大きいのでしょう。

実際、G4500(2C 3.5Ghz)とG4560(4C 3.5Ghz)を比較した時、上記のグラフでは3割もスコアが伸びていますが、Cinebenchによるシングルスレッドのベンチを見る限りではG4500が1.69に対してG4560が1.84と1割弱のスコア増に収まっています。

Cinebench R11.5, 64bit (Single-Core) CPU benchmark list - compare CPU at cpu-monkey

FX4350程度の性能ということであればG4600が望ましいのでしょうが、G4560が7,000円程度からで購入可能なのに対してG4600は1万円程度とちょっとコスパがよろしくない。

恐らくこの程度のスコア差はグラボを載せれば誤差のようなものだろうということでG4560で構わないかなと判断しました。個人的にはG4560がKabyLakeのローエンドでは最もコスパが高いような気がしています。ただ、G4560とG4600ではiGPUの性能にそれなりの差があるようなのでMiniITXのケースを使いたいなどでグラボが差せない環境ならG4600が良いのかもしれません。

本当はG4560をRX460(Oculus Riftの最低要件はCPUは上記で記載した通りで、GPUがRX460 or GTX960以上)と組み合わせてVRのレビューをしてみたいところなんですが、その為だけにRX460買うのもなあとちょっと日和っています。

とりあえず手持ちのGTX970と組み合わせてOculus Riftの検証はしようと思っているので、その結果はまた別途書きたいと思います。

【M.2 SSD】比較的安価なM.2 SSD Crucial CT525MX300SSD4を購入

ガジェット

少し時期を遡って確か1月末、まだ電源を置き換える前の話です。

当時SSDが不調だったためVMの挙動に不満があり代替のSSDを買おうと考えていたところ、M.2接続のSSDが結構お安くなっていることに気が付きました。知らない間に色々と価格破壊の波があったようです。

X99マザーを購入した当初からM.2のスロットを使ってみたいと考えていたこともあり購入することは割と即決でした。

そもそものきっかけはIntel 600pの存在だったのですが、当時Intel 600pの512GBが品薄だったこともあり安価なCrucial CT525MX300SSD4を購入することにしました。525GBで16,000~17,000円*1ってもう2.5インチのSSDと変わらないか下手するとそれより安いくらいの値段ですね。

パッケージから取り出して改めてその小ささに感心。M.2 Type2280なので22x80mm、重量は18 gです。DIMMモジュールより小さい?

比較のために単三電池と並べてみました。

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この中に525GB入ってこの値段かと思うと感慨があります。もう2.5インチSSDの時代は終わってしまったんだろうか。。。

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マザーボードに乗せてみました。さながらオンボードSSDといった体ですね。マザーボードにネジ止めしなければいけないので頻繁に付け替えするには不便ですが、ケーブルやHDD/SSDを搭載するためのベイが不要なので取り回しが楽でコンパクトになるのが嬉しいです。

特にMini-ITXなどの小型ケースでは非常にありがたい存在でしょうね。

さて、M.2 SSDにはSATA3接続のものとPCIE接続のものがあり本製品は前者に当たります。なので、必然的に転送速度がそこまで早くないんですね。とはいえ、オーバーヘッドのある仮想マシン上でベンチマーク取っても余裕で500MB/s以上出るので実用上はほとんど問題がない感じです。

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ただ、Intel 600pなどのPCIE接続のものは1,500MB/s以上出るみたいなので、やっぱりそっちを買ったほうが面白かったかなあという心残りがちょっとあります。Amazon価格で6千円ほどお高いわけですが、いや、6千円なら出しておくべきだったかな……という後悔。

インテル SSD 600pシリーズ  512GB M.2 PCIEx4

インテル SSD 600pシリーズ 512GB M.2 PCIEx4

そんなに早くなってどうするんだと思わなくもないんですが、ゲームしてみると「まだまだロード早く出来るんじゃないかな……」という思いがあるわけです。

多分この欲求は際限がなくて、そもそもどこか別のところにボトルネックがあるんじゃないかという気さえするわけですが、HWの交換で早く出来る可能性があるなら多少コスパが悪くてもやるだけやってみたくなるのが人情ですよねえ。

*1:購入当時の値段です

容量無制限のオンラインストレージサービス Amazon Drive Unlimited Storageの試用を開始しました

実は、結構前から増え続けるデータ容量とそれに伴う諸々のコストの増加に頭を抱えていたんです。

そこで去年から巷で話題になってるAmazon DriveのUnlimitedプランを契約してみました。

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/G/01/digital/adrive/images/landing-page/home/getstarted_icon.png

amazon.jpではなくamazon.comで契約したので年額59.99ドル、為替レートにもよりますが仮に 1USD = 130JPY だとしても\8,000程度の出費になります。

これはつまり毎年8,000円アマゾン税を支払うことで実質無料で無制限にストレージが使い放題なわけですよ(ぐるぐる

わーい!すごいね!

私の普段の使い方だと毎月リニアに増えていくデータだけで概ね30~100GB/month 程度になるので、これを冗長化してバックアップして……と考えると、年\8,000は全然安いものだと思います。とはいえ、この手のサービスは一度ロックインされると延々と使い続ける定めなのでその観点から考えると私が死ぬまで50年使い続けた場合40万円になるわけです。

40万円で50年使い放題。あれ、やっぱり安いです。

サービス停止や規約の改変などがどうなるか先行きがちょっと不透明なところが不安ではありますが、その辺は臨機応変に対応していきましょう。むしろ暫く使い続けて数TBを超えてからサービス停止になった場合に慌ててファイルをダウンロードしてもデータを回収出来ないんじゃないかといったことのほうが心配です。

とりあえず3ヶ月の間は試用期間中なので、暫くは「重要度が低い(消えてもそんなに問題がない)データ」の置き場所と、「機密性が低いけどバックアップが必要なデータ」の二次バックアップに使ってみたいと思います。今日は半日使ってみた結果100GBほどアップロード出来たのですが、今度はISPからお叱りを受けないだろうかドキドキしています。

今のところブラウザから試用しているだけなのですが、個人的にはチェックサム取れないのがスッキリしないので近いうちにacd_cliを導入したいところですね。

【PCケース】Sharkoon SHA-VS4-VBKを購入

ガジェット

先月までVDIが安定していなかったため、諸々の実験のためにインフラを分割しようと思って購入しました。

選定

虎徹とGTX970が入る安物のATXケースということで選定したところ、候補に上がったのは以下の通り

  • ENERMAX Fulmo Q
  • SAMA 黒透 JAX-02W
  • Sharkoon SHA-VS4-VBK

黒透は大きかったので除外しましたが、他2つはほとんど同じシャーシの形状をしており似たり寄ったりです。Fulmo Qのほうがデザインは好みだったのですが、USB3.0ポートがフロントに2つあるというのが決め手でSHA-VS4-VBKにしました。

今改めて考えるとFulmo Qにフロントパネルを追加してUSB3.0を拡張する形でも良かったですね。

写真

外箱

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側面

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余談ですが、姉妹機にVS4-Wというのがありそちらはサイドパネルがアクリル窓になっているようです。その関係なのか若干クリアランスに違いがある模様。

正面

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アクセスポートを確認してみましょう。

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はい、USB3.0ポートが二つありますね。

背面

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今どきは廉価ケースでも電源が下部配置になっているんですね。ファンは120mmのものが1基取り付けられるようです。

底面

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わかりにくいですが右が前面、左が背面です。簡易な足が付いてます。

電源設置個所の下部にメッシュのフィルタがあるのですが、簡単に外れてしまうで組み込み作業中は外しておいたほうが良いかもしれません。

また、右のネジ穴はマニュアルによると2.5インチベイを設置する際に使うようです。

フロントベゼルの下部には吸気ファンが1基設置されています。

内部

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ドライブベイが正面を向いているので広々とした作りになっています。また、裏配線が可能なのが嬉しいですね。スペーサーは何故かあらかじめ設置されてました。

3.5インチ シャドウベイ

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3.5インチ シャドウベイはツールフリーとなっており、3台まで3.5インチHDDが搭載出来ます。ただ、正直この筐体のサイズにしては3.5インチ3つというのは少ない気もしますが恐らくビデオカードの設置スペースを確保するためにこの作りになっているんだと思います。

2.5インチ シャドウベイ

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2.5インチHDDはこのベイに3台まで、また前述の通り底面にネジ止めして設置できるようなので合わせて4台まで設置できるようです。ここはネジ止め必須なのがちょっと面倒です。

5インチベイ

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最近は光学ドライブも外付けが主流なようで正直あまり使わない感はありますが、アクセスポート追加したりファンコンやリムーバブルトレイなどで地味に需要がある5インチベイ。上段二つだけツールフリーですが、取り外し自由なようなので好みに合わせて配置するとよいでしょう。同梱の変換パネルで3.5インチにすることも可能です。

同梱品

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ケーブルタイが2本、スピーカーが1つ、予備のPCIブラケットが1つ、ネジ類、前述の5インチベイの変換パネルが1つです。

説明書

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かなり簡易ですが、一応説明書がついてはいます。

組み込み

さて、実際に組んでみましょう。

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裏配線のおかげで割とシンプルに収まりました。電源がプラグイン非対応なので不要なケーブルは背面に逃がしたかったのですが、ケーブルマネジメントが面倒だったので使ってない3.5インチベイにまとめています。

所感

前に安物のPCケースを買ったのは10年以上前で結構久しいのですが、今時は安物のケースでもツールフリー、裏配線可能、とツボを押さえているんですね。一昔前だとこの構成は1万円以上はしたケースだよなあと考えると低コスト帯にも地味に波及している技術の進歩に感慨深かったです。

特に裏配線出来るのが良いですね。私は10年以上前に買ったクーラーマスターのCenturion 532(購入当時確か15,000くらいしました)が未だに自宅で現役だったりするのですが、これより構造的には良く出来てるんじゃないかとさえ思います。

VS4-Vは板こそペラペラなのですがそこはコスト的に仕方がないと割り切り、非常に良くできた構造になっています。実際、組むのにそこまで困った点もなく、バランスに優れた良い製品だと感じました。

さて、幾つか気になった点もあります。

まず、ケーブルの収納部が狭いこと。これはケーブルの収納部を広げるとケースが大きくなるので一長一短なのですが、今回みたいにケーブルの大部分を放り込むみたいなやり方には向きません。可能であればプラグイン式の電源を使うべきでしょう。

Corsair CX450M 80PLUS BRONZE認定 PC電源ユニット PS626 CP-9020101-JP

Corsair CX450M 80PLUS BRONZE認定 PC電源ユニット PS626 CP-9020101-JP

次に、サイドパネルは横にスライドして嵌める方式なのですが、スライド用の切込みが浅く取り付けがちょっと面倒くさかったです。裏配線で大量のケーブルを収めると若干力技に……。

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また、PCIブラケットがカバー式でいったん全部ネジを外さないとアクセス出来ないのもちょっとイケてないですね。前段の切り込みの話と合わせてこの辺は昔ながらの安物ケースという感じです。

最後に、これは私の場合致命的だったのですが、このケースはPCIスロットが7本あるように見えますが実は6本までしか使うことが出来ません。

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上の写真でNICの右にスロットがあるように見えますが、実はこれはダミーのスロットで取り外すことが出来ません。

ちょっと待って!このマザーボードはスロット6と7しかPCIが使えないから必須なんだよ!

この商品を購入した際に読んだAmazonの説明ではスロット7本とあったのですが、代理店やメーカーのサイトでは6本と書いてありこちらが正しいのです。

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SHA-VS4-VBK - PCケース&パーツ、オーディオのパイオニア-株式会社ディラック

さて、ここで最初の選定の話に戻りますがFulmo Qもほぼ同じシャーシ構造となっていると書きました。

ではそちらはどうなっているのかというと、

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「拡張スロット : 7 ※ 最下段(7個目)のスロットは使用できません。」

それはつまりスロット6ということじゃあないのかい?

やはりフロントベゼル以外は同じ代物なのではないでしょうか。

ということで、見れば見るほど同じ製品に見えるレビューからの引用をしてこのエントリを閉じようと思います。

こだわりの自作派は、重量4.2kgと比較的薄い鉄板に注文を付けるかもしれない。しかし電源ユニットや光学ドライブ、HDDやSSD、グラフィックスカードをマウントすると、これらが良い具合に補強の役割を果たし、筐体が一段ガッチリとした印象に変わる。このモデルに限った事ではないが、少なくとも華奢で頼りない構造物ではなくなる。

当然ながら、1万円以上のモデルに比べれば、コストダウンの痕跡は決してゼロではない。しかしながら内部設計は完全にイマドキなミドルタワーPCケースのそれで、実用上のマイナス点はほとんどない。  売価3,000円台のほころびを感じる事はなく、ある意味期待を裏切るPCケースであった。

エルミタージュ秋葉原 – これで全てが分かる。ENERMAX 「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」徹底解説